歯列矯正〜13週目〜ワイヤーは痛い

前回は途中で歯列矯正をやめないほうがいい理由についてまとめてみました。
まだそちらを読んでいない方は、そちらの記事にも目を通してみてください。

さて、今回は前回も少し取り上げたワイヤー矯正についてみていきたいと思います。

ワイヤー矯正とは

ワイヤー矯正とは、その名の通りワイヤーを用いた矯正方法になります。

歯にブラケットと呼ばれる装置をつけ、その間にワイヤーを通すことにより歯を動かしていきます。

このワイヤー矯正ではかなり大きな力が歯に働くのが特徴となっています。

そのため、痛みがひどい場合がほとんでですが、それは後ほど詳しくみていくこととしましょう。

まずはワイヤー矯正のメリットから見ていきましょう。

ワイヤー矯正では手間がほとんどかかりません。

マウスピース矯正とは異なり、装着時間を自分で管理する必要もありません。

また、飲食の際に取り外す必要がありません。
マウスピースでは取り外しが必須なので、その点では非常に楽なのです。

管理が面倒くさい人や、取り外しをしたくない人にとってはおすすめな矯正方法となっています。

さらに、どのような歯並びであっても矯正を行うことができるのもメリットの一つです。
マウスピースでは対応困難な歯並びがある一方で、ワイヤーではどのような歯並びであっても対応可能なのです。

そして、マウスピース矯正よりも比較的安い傾向にあるのも嬉しいポイントですね。

ここからは気になるデメリットについて見ていきたいと思います。

ワイヤー矯正の場合、すぐに矯正していることがわかってしまいます。
最近では目立たないような素材や、歯の裏側につけるものなど様々な種類があります。

とはいえ、マウスピースに比べたら目立ってしまうのが現状です。

ワイヤー矯正の種類は参考までに以下の通りです。

金属ブラケットが最も一般的なもので、おそらく皆さんが真っ先に想像するものだと思います。

金属なので、口内炎など口の中が荒れてしまうといったことが多々あるそうです。

また、審美ブラケットというものも最近多くなってきました。

こちらは、白や透明の器具を用いるため、金属ブラケットよりは目立ちにくいです。
しかしながら、金属ブラケット同様に歯の表側につけるので矯正しているのは一目でわかってしまいます。

そして最後がリンガルというもの。
こちらは今までの方法とは異なり、歯の裏側に器具をつけるというもの。

上の歯は裏側、下の歯は表側といったハーフリンガルという方法もあります。

こちらは歯の裏側に装置をつけて矯正を行うため、矯正を行なっているのがバレないのが特徴です。

しかし、この方法は費用が高額になってしまいます。

次に問題となってくるのが「痛み」です。

友人にワイヤー矯正を行なっている人がいるのですが、ワイヤーを取り付けて3日ほどは痛みでものを食べられなかったそうです。

別の友人に関しては、2週間近く物を食べにくかったそう。

ここら辺は個人差がありますね。

ワイヤー矯正では3週間〜1ヶ月くらいのペースで通院する必要があります。
そのタイミングでワイヤーを取り替えるそうなので、一度に歯を動かす量が多いために痛みがひどいそう。

ワイヤー矯正では、歯とワイヤーの間にものが挟まりやすくなってしまいます。

そのため、虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。

マウスピースにおいてもリスクはありますが、ワイヤー矯正ではそれ以上のリスクがあるのです。

ここまでワイヤー矯正についてみてきました。

メリットとデメリットについてそれぞれみてきましたが、個人的にはデメリットが多いように感じました。

ワイヤー矯正は、自分で矯正の管理ができない人などの面倒くさがりな人が向いていると思います。

また、マウスピース矯正に比べて価格が抑えられるので価格面との相談にもなりそうですね。