今回は、「投資」と「投機」についてそれぞれの違いと僕なりの見解を見ていきたいと思います。
このシリーズは早くも4回目となりました。
過去の記事はこちらからご覧ください。
特に投資初心者の方や未経験の方は、これらをごちゃ混ぜにしてしまっているように感じます。
しっかり区別することができれば、より堅実な資産運用をすることができます。
では早速みていきましょう。
目次
投資
まずは「投資」についてみていきたいと思います。
投資とは、中長期的な目線で考えた時に利益を出すためにお金を使うこと。
最近よく聞く「自己投資」も、ちゃんとした投資です。
自分にとっての利益を見込んでお金を使うことが自己投資です。
「自己投資」に関してはあまり抵抗感を感じることはないはずです。
ではなぜ、お金を儲けるための投資には抵抗を感じるのでしょうか?
僕は、自分の経験を踏まえたときに、大きく2つがあると思います。
- 資産が減るのが怖い
- 働かずにお金を稼ぐことが嫌だ
この2つをそれぞれ詳しくみていきましょう。
資産が減るのが怖い
お金を儲けるわけですから、そこには当然リスクが存在します。
例えばあなたが会社員だったとしましょう。
あなたは、会社で働くことによってお金を稼いでいるはずです。
ここで勘違いする方が多いのは、会社は一生安泰に基づいているわけですが本当にそうでしょうか?
ある日突然会社が潰れることも可能性としてはあるわけです。
これだって立派な「リスク」になるわけです。
人間は、プラスの面よりマイナスの面を過大評価する傾向にあります。
資産が減るかもしれないというマイナスの面に目が行くのは仕方のないことだと思います。
しかし、冷静になるとお金を稼ぐ以上はどんなことにもリスクが伴います。
ちなみにですが、企業の株式を買うと、その会社の経営者になりますから、社員さんに働いてもらうという立場になることができます笑
リスクを最小限に抑えることができることができれば、投資はお金を稼ぐ手段としては全然アリなのです。
働かずにお金を稼ぎたくはない
資産形成には2種類の方法があります。
「貯蓄」と「投資」です。
貯蓄は、お金を蓄えること。
銀行などにお金を預けることが貯蓄にあたります。
この貯蓄も、利息という形でほんのわずかですがお金が増えています。
ゆうちょ銀行の金利は0.001%ですから、雀の涙ほどですが…
貯蓄も投資も、いわば「お金がお金を生んでいる」状態です。
ではこの2つの大きな違いは何でしょうか?
貯蓄でお金が増えるの抵抗を感じる人はいないですよね。
どちらかというと、「お、増えてるラッキー」といった感じではないでしょうか?
この時点で、働かずにお金が増えているわけですから、投資に抵抗を感じる必要はないのです。
ただ、「投資」は「貯蓄」と比較すると、リスクが大きくなります。
「貯蓄」の場合も、銀行が潰れるなどといったリスクはありますが投資の際のリスクに比べると小さなものです。
結論
投資しましょう。
もちろんリスクはあります。しかし、貯蓄以上のリターンを得ることができる可能性を秘めている投資をやらないという手はありません。
投機
こちらは投資とはだいぶ異なります。
投資に詳しくない方が想像するのは、おそらくこちらの「投機」の方だと思います。
投機とは、ギャンブルです。こちらは基本的には短期間で行う取引となっています。
ハイリスク・ハイリターンが特徴で一攫千金を狙う場合などによく用いられます。
投機はギャンブル性が高いため、資産形成の手段としては向いていません。
もちろんこの方法で結果を出す人もいます。
しかし、結果を出すまでになるにはかなりの時間と労力を要することになります。
時間と労力をかけても、必ずしも成功しないというのが投機になります。
FXやビットコインなどの仮想通貨も投機だと思っています。
もちろんこれらの方法で利益を上げている方もいるので、あくまで個人的な見解ですが。
パソコンを2台も3台も並べて画面と睨めっこをしているイメージがあるのは、「デイトレード」のことが多く、これも投機です。
まとめ
投機ではなく投資をしましょう。
投資は、短期的に利益を得ることは難しいです。
しかし、中長期的に見ると比較的低リスクで利益を得ることが可能となってきます。
投機はギャンブルです。
マネーゲームということをしっかり認識した上で行うようにしましょう。
マネーゲームは、資産形成に向きません。
リスクをとって、リターンを得る。
しっかり法則を学び、「投資」で収入源を増やせるようにしましょう。
おすすめの記事
最後に、投資関連のおすすめの記事をまとめてみました。
「働かずにお金を稼ぐ」シリーズと併せて読んでみてください。
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